むかしばなし、もとい、整理

僕にとっては6年前も昔の話。
6年前の僕は、某○○○学園からの束縛を解かれた反動でとりあえず遊び回っていた。遊び回るっていっても範囲は町内に限られてたけど。小学生だったからね!
町内おにごっことか町内けいどろとかが最高に好きだった。
とにかく、学校が終わると公園に友達と集まってなんやかんやと遊ぶ、家に帰ったら買ってもらったPSP*1で寝るまで遊ぶ。
中学生になってからのこととか全く頭になかった。ただ、解放された!!これですべてが万事うまく行く!よくなる!!!*2頭にあったのはこれだけ。
そんなこんなで中学入学。家からはちょっと遠いけど自由な校風らしいし、もう束縛されないぜ!やった!とか思ってたはず。
実際、自由な校風のおかげか知らないけど数学の先生が出す宿題さえこなしてればなーんにも言われなかった。授業も黙ってイスに座ってるだけで問題なかった。実にありがたい。
あ、部活はテニス部に入りましたよ。兄がやってたってことでなじみもあったし、学校の中でもメジャーな部だったからね。
けど、一年後には結局、テニス部の人間関係とシステムがめんどくさくなって退部。
小学生のときスイミングスクールに毎日通わされてて*3水泳にはちょっと自信があったのもあって水泳部に入部。
入ってびっくり、一個うえの先輩に僕の3倍速い先輩が3人もいた。しかも、同じ学年のサカハラって奴も僕の2倍は速い!
なんというか燃えた。一個上の先輩方は速すぎるからムリとしても、なんとかサカハラには追いついてやるー、とか思いながら泳いだ。冬もできるだけ泳いだ。なんと部の2.5倍ほどつらいスイミングスクールにも足を運んだ。
かくして、第二種リア充になったわけだ。まあ、このつらくも素晴らしい時期は一年ほどしか続かなかったけど
そのあとは、ほかの学校の水泳部と比べたらサロン部っていえちゃうような楽しく素晴らしい水泳部でぬるぬると暮らしてた。
けどなんか物足りないからアニメ・マンガ・ゲームを消費して気を紛らわせてた。
特にやりたいことはなかった。それを探すってことも頭になかった。とりあえずは楽だし楽しかったから。
高校に上がってからはやらないといけないことも増えてきた。大学受験のために塾で英語と数学を勉強した。うん、中学生のときに勉強した記憶ない。
こうなるとますます遊べるときに遊ぶっていう感じになって「やりたいこと」っていう概念から遠ざかったんだと思う。

つづく

*1:この頃ちょうどPSPが発売されたのです!

*2:悪くなったことの方が多かったんだけどね…

*3:これが滅茶苦茶嫌だった。友達は遊んでるのに僕はスクールに行かないと行けない。しかもコーチは怖い。もちろん練習はうげろげろ